【コメントアート】製作ツールを用いて絵系CAを作ってみた【デフォルメ編】

【コメントアート】製作ツールを用いて絵系CAを作ってみた【デフォルメ編】

作ってみたシリーズでは第4弾の記事になります。

第1弾:【コメントアート】製作ツールを用いて絵系CAを作ってみた【積絵編】
第2弾:【コメントアート】製作ツールを用いて絵系CAを作ってみた【フルカラー編その1】
第3弾:【コメントアート】製作ツールを用いて絵系CAを作ってみた【フルカラー編その2】


今回も製作過程の動画を投稿しました。

完成したCAがこちら。

下記記事内で、一から作り直した旨記載してますが、
今回がその一から作り直す過程の動画になります。

【コメントアート】つくったものまとめ【3月分】

この動画は今年の3月にキャプチャしたものでしたが、
合作動画を皆で2本も作ったりと、濃ゆい数ヶ月を過ごしていたためこのタイミングでの投稿。
合作動画関連記事は別途投稿予定ですのでお楽しみに。

さて今回のデフォルメ編ですが、元絵にしたのは皆さんご存知こちら。

祝ボイス実装!


使用した製作ツール/実際の製作風景

動画内のコメントのお返しも兼ねまして・・・

使用した製作ツールは有志の方が作られた身内に配布しているもの。
スク水幼女が作ったとの噂も10年以上前からありますがさてはて・・・

過去記事で公開している方のリンクを載せてましたが、
サポートは終了しているとの事なので使用する際はご注意を。

さて、動画では分かりにくいと思うのですが、このツールを用いるとブラウザ上ではこのようになります。

簡単に役割を画像で説明すると下記画像のようになります。

上半分と下半分で役割が決まっており、そのため動画では上下スクロールしてます。
作っては投下、作っては投下とリアルタイムでトライ&エラーを繰り返しています。


また、他にもツールというか使用しているアプリケーションがあります。

一つ目は、CA製作者には馴染み深いテキストツール。
動画内でチラチラ映ってた黒画面です。

使用しているアプリケーションは、Emeditor

動画内では見切れてましたが実際の画面を下記に用意しました。

このテキストに保存してある記号を選んで画面に貼り付ける動作を繰り返しCAを作ります。

この”記号選び“が絵系CAの醍醐味と言っても過言ではありません。
凄い地味な作業ですけど、好きな作業です。

中には、記号(Unicode)を暗記し製作するツワモノもおりますが、
よく訓練された方なので良い子の皆はマネしないように。


さてもう一つのアプリケーションはこちら。

スポイト君。利用しているCA製作者も多いのではないでしょうか。
使い方は簡単で、マウス合わせるだけで対象の色を表示してくれます。

今回の動画内では表示されてませんが、左上辺りにこのスポイト君が表示されており、
リアルタイムで作りたい箇所の色を決めながら作ってました。

このように、動画内では伝わりにくいですがこうしたアプリケーションも用いてました。


動画内の補足説明

0:00~0:40 髪の毛

髪の毛からなぞります。輪郭から作ることで全体のイメージが固まります。

21行8コメントで作りました。カロリー消費してますが、行数が増えるとコメ数増えるのは止む無し。


0:39~1:13 肌

肌は髪の毛のレイヤーより奥に来るべきですが、このツールではレイヤー順を入れ替えることが可能なので、
肌を髪の毛より後に作っても問題ありません。

ここでは肌と合わせて髪の毛の微調整もしてます。

最終的には下の画像のようになります。計18コメント。


1:14~2:46 服装 微調整

服装を中心に腕、足等もこのタイミングで作っています。

動画が途中画面変わらず一時停止しているようにみえるのは、リアル長考しているからです。

インターネットおなぞりマンよろしく基本的には、おなぞり(トレース)ですが、
それだけではどうにもできない場面もあり、1画面内のコメ数、1コメ内の文字数と相談しながら進める創意工夫が求められます。

ノーカット編集なのでその辺の空気感も観て貰えれば!(面倒だったのでそのままにしました。


2:47~5:40 顔・補助線 仕上げ

ここからのっぺらぼうだった顔に着手。

顔→補助線、最終的な仕上げの順です。

顔について見返してみると、意外と修正している箇所が多く、
例えば目の部分だけでも最初に置いてから最終的な形になるまで計4回修正をしてます。自分でも知らなかったです。

普段修正した回数とか覚えてないだけに、録画しておくと後で見返した際にこういう発見も見つけられますね。


他には3:03の肌レイヤー重ね、前髪の表現。

所謂、『上向き、右下がりの表現作れないよ問題』であり、この解決するために肌レイヤーを重ねて前髪を作ってます。


最後に4:28や、4:38にて口の表現が失敗してる件についても一応補足説明しておきます。

4:28は単純に、口の部分がueコマンドにて表示していただけです。

単純にコマンド指定ミス。人間だもの、失敗は見逃してケロ。。。

さてもう一つ、4:38ですが、下記画像をみて、失敗した理由にピンとくる方はどのくらいいるでしょうか。

正解は27行を用いていたからです。詳細についてはANさんのこちらの記事が参考になるかと思います。

今でこそツールのテンプレにnaka専用固定行(10行、15行、17行、22行、27行、39行)が用意されてますが、
当時はありませんでした。

そのため出力後、テキスト上にて一行分追加する作業を行ってました。
その時、一行挿入する場所を間違えたために、口の中の塗りがズレてしまった。というわけです。

と数々のトライ&エラーを繰り返し完成したのが5:40になります。

これで合計32コメント!


実は完成後に修正している

動画投稿説明欄にも記載してますが、動画完成後数日経ってから胸元と手の辺りを少し修正しています。

特に胸元の表現ヘタクソすぎひんか!?!?!と思い直ぐに作り直したのを覚えてます。

下記に比較するためのgif画像を用意しました。

今回は総製作時間は2時間半程でしたが、
寝かせ後日改めて確認するとどうしても手直ししたくなり修正しました。

カレーは一晩寝かせると美味しくなるみたいな話で、
CAも一旦完成させた後、改めて見返すと手直ししたくなります。

CA製作者の中では珍しい部類なのでしょうが、伝わって欲しいこのカレーイズム。


最後に

というわけで、動画としては1年振りの製作過程動画の投稿及び、解説記事でした。
少しでもツールの操作方法、CAそのものの作り方が伝わって貰えれば嬉しいです。

実は今年の6月にも製作過程をキャプチャしており、こちらは年末もしくは年明けにでも投稿しようかなと。
今後も幾つか製作過程動画の投稿を予定しているのでお楽しみに。

 

最後になりますが、ツールの使用、話題は何かと荒れがちなので、
必ず用法・容量を守って節度あるコメントアートライフを楽しみましょう!

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