幾つか長文ツイートしてたのを備忘録がてら纏めるもの。
身内向けの内容となっておりますのでご了承ください。
本来呟きならばお得意のTogetterを用いれば簡単に纏められるけど、
ブログに纏めるのもありだよね、ということでこの場をお借りします。ヒロスさん様様ですわぁ。
CAと荒らしは紙一重
CAと荒らしは紙一重と言われてる理由は、
CAも貼り方を間違えると動画を荒らす不快なコメントになるから。
これはCAに限らず、コメントそのものにも言える話ですね。
ですがここは『コメントアートのためのブログ』ですのでCAの話をさせて頂きます。
CAも荒らしもリアクションが付くコメントであるからという考え方もありますが、
今回は割愛。別途ブログに纏めたいですね。
Twitterで話題に上がる頻度
2008年~2011年頃は、我武者羅にCA作っていた記憶しかなく、
2012年~2016年のHTML5プレーヤー登場まではCAから距離を置き、
全てリセットした状態でHTML5プレーヤー登場と共に
また1から…いやゼロから(言ってみたかった)CAに触れて早2年。
この2年間だけでも、荒れたコメントに関してTwitterで度々話題になっていました。
【ニコニコ動画】歌詞在り動画に歌詞コメントするのはどうなの?【コメントアート】
つい先日もエゴサしてたら下記のツイートを見かけました。
歌詞が最初からある動画にわざわざ重ねて歌詞書く奴ほんと嫌い。コメだから次の歌詞に行ってもそのまま残り続けて見にくい pic.twitter.com/aGfPAdzQkm
— からあげゆうパンチ🐍💮 (@KaraageYuupanti) November 29, 2018
歌詞がある事を考慮して上に書けばいいのになんでわざわざ下に書くかね、俺みたいにコメと歌詞を見ながら聴きたい人もいるのによぉ( -᷄ω-᷅ )
— からあげゆうパンチ🐍💮 (@KaraageYuupanti) November 29, 2018
散見する頻度は数か月に一度。
頻繁ではないものの、忘れた頃に誰かが上記のような内容を呟いているイメージ。
この手の話題の呟きを散見するに、動画に対して歌詞を貼る行為が増えてるってことなんだろうし、将来CAクラスタ騒つかせるような歌詞職人がいるかもしれないとプラスに考えていきたいところ。
— ・M・(まー) (@x_0227) December 1, 2018
動画に歌詞を貼る人が増えた可能性の他に、
昔から動画に歌詞を貼る人は一定数居たものの、
SNSを通じて可視化されるようになった可能性も考えられますね。
CAを貼って動画が荒れる状況
さて、”貼り方を間違えると動画を荒らす不快なコメントになる”
“CAを貼って動画が荒れる“とはどういった状況を指すのでしょうか。
動画に対しての配慮がないコメントは荒れがち。近年の代表例が下に歌詞を配置するパターンてだけな気もしてる。少し前だと映像に対してデカデカと絵系のCA貼るとか、キャラクターと装飾/歌詞が被っちゃうとか。
— ・M・(まー) (@x_0227) December 1, 2018
他にも単純に中途半端に貼る歌詞や、投稿失敗やCA同士の衝突で崩れたり、
コピペや配布されてるCAをHTML5プレーヤーの仕様に合わせず貼った際も、
酷い場合は批判コメントが付いたり、NG登録される可能性が高いです。
また、環境が原因の場合もあり、
人工知能によるフィルタリングで歯抜けた状態で表示されてしまうケースや、
PCのブラウザとスマホアプリの表示が異なる、
Flashプレーヤー時に貼ったCAが、HTML5プレーヤー移行後も動画に残り続け崩れて表示されていたり。プレーヤーそのものや、ブラウザに問題があり、貼ることもままならない時期もありましたが…。
と、思い当たる節を幾つか挙げてみましたが、荒れる要因は様々。
CA製作者側の配慮
さて、タイトルにもある配慮。類似表現として動画の空気を読むが挙げられます。
言葉は違えど、本質は同じです。
CAを貼っても動画が荒れないようにするための心構えみたいなものだと捉えて貰えれば良いのかなと。
誰に対して配慮するのかというと、言わずもがな他の視聴者や動画投稿者です。
先日ヒロスさんも空気の読み方について記事にしていました。
ところで、CAにおける空気の読み方、CA製作者側の配慮とは?
幾つか具体例を挙げてみます。
コメントアートの定義は人によって様々なんだろうけど、動画や視聴者に対して配慮するのは、作り手側の共通認識だと思ってるよ。動画に対しての配置だとか、省コメ、フォントコマンド用いたりとか、patissierコマンド用いるとか、読みやすいように文字の配色に気を使うとか。互換性とか。
— ・M・(まー) (@x_0227) December 1, 2018
・末尾にピリオドを用いても構わないわけであるが、綺麗にみせるために空白文字を用いる。
・安定した表示のために改行固定を用いる。
・1画面内最大表示数40コメントに対しての占有率を考え省コメをする。
・コメント保持数や、コメント消費数を鑑み、CAを作成する。
・各デバイス毎に安定して表示されるよう成果物に対して確認する。
・エトセトラ
・エトセトラ
コメントの技術/表現がどんなに凄かろうが、配慮に欠けているとただのマスターベーションに過ぎません。
僕が初めてCAクラスタにお邪魔した時に、たしかEnderさんが生放送でその話題してたなぁ
動画の邪魔をしたら、それこそ本末転倒だって— 【FGO】常天流一【すばせか難民】 (@poriemonJTT) December 1, 2018
Enderさんも同じ考えだったようです。
また、この配慮に関する考え方について「そんなの出来て当たり前」なんて感じた方も居ると思いますが、
それは貴方がCA製作歴が長い経験者だからこそ言えるのかもしれません。
HTML5プレーヤー以降、プレーヤーそのもの仕様や製作環境など比較的作り易い環境になっており、
技術を身につけた新規CA製作者も徐々に増えていると感じています。
CAの技術だけでなくこうした配慮についても同時に考えていって貰えればと思います。
まとめ
その昔、誰かが『コメントアートは気が付かれなかったら勝ち』だと仰ってました。
勿論勝ち負けを決めるものではありませんが、CAを作る上でのゴールだと僕は思います。
このゴールを目指すためにはやはり、動画や視聴者に対する配慮が必要不可欠なのかなと思いました。
ただ、配慮ばかり考えて動画に貼れなくなったらそれこそ本末転倒ですのでその点だけ注意が必要ですね。