Android版ニコニコ公式アプリのコメント幅の決定基準がおかしい件について【コメントアート】

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本記事はブロマガに投稿した記事を移行したものです。
体裁は整えましたが、内容については手を加えずにそのままにしています。
元のブロマガについた当時のコメントも一緒に移しています。


Android版ニコニコ公式アプリのコメント表示でめんどくさい仕様が分かったので報告します。

 

ニコニコ公式アプリは基本的には互換性が高いんですが、たまーに下の画像のように臨界幅リサイズがぶっ飛んだ表示になることがあります。

本来はこう表示されるはずです。

どうしてこうなるのかを調べてみたところ、どうやら

Android版ニコニコ公式アプリでは
コメント領域(コメント幅)を決定づける行は、
実際に表示される幅ではなくて文字数によって判定されているらしい

ということが分かりました。

 

文章だとちょっと分かりにくいですが、単純な例が下の画像になります。

赤文字のコメントでは1行目ではなく2行目がコメント幅として認識されているため、1行目が右にズレたような表示になっています。
わかりやすいように黄枠のイメージをつけると下の画像のようになります。

このためスマホ互換を意識するのであれば、文字幅だけでなく文字数も重要になってきます。

特に英語歌詞のような半角を多用するCAを制作する場合には非常に注意が必要です。

HTML5プレーヤーでは主要な空白幅が各環境で統一されました。そういった信頼できる記号(空白)のみで構成された行を用いてコメント幅を確定してしまうリード行が環境互換性を上げる手法として用いられています。しかし、この公式アプリのような仕様ではリード行を用いることが逆に公式アプリでの互換を悪くしてしまう可能性があります。
リード行を用いる場合でも、半角を多用する行がある場合は文字数の管理に注意を要します。

なお、Tabスペースは2文字でカウントされるみたいです。
また、2つの行で文字数が同じ場合は実際の文字幅に基づいてコメント幅が決定されるようです。参考までに。


スマホでの表示についてはまだ未検証の部分が多いですが、分かり次第まとめていく予定です。
ではでは

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