素人の解説記事です。
絵系コメントアートの特性
視聴者コメントで作った絵系CAは、大抵は普通の動画に貼られると思います。
↓自分の作品↓
一際目立つCAですが、これらには難点があります。それは、画面を覆い隠してしまう事です。
上の2つは何れも「組曲ニコニコ動画」に貼らせていただいたものです。この動画は動画中に視聴対象となるオブジェクトが無い為、CAが投下しやすいのですが、他の動画はそうはいきません。
ニコニコ動画にはアニメやMAD動画など、映像の凝った動画が沢山あります。それらの動画にCAを貼る場合、画面のオブジェクトを考慮する必要があります。
↓失敗した例↓
闇雲にCAを貼ると、画面が見づらくなってしまいます。
組曲以外では扱いづらい絵系CAですが、職人の存在を知ってもらう為にも様々な動画に進出したいところ。
そこで、画面への負担を軽減する貼り方をいくつか集めました。(負担を完全に無くす貼り方ではありません…。)
貼り方の工夫
・オブジェクトが無いシーンに投下する
多分これが1番やりやすいと思います。
・オブジェクトと被らないようにする
装飾CAと同じような感じで、動画の引き立て役となります。
・画面を隠さないような記号を使用する
罫線などを使えば、記号の隙間から画面が見えます。アスキーアートのようなもの。
・オブジェクトを表示してからCAを表示する
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どうしても画面を覆ってしまうCAは、視聴対象のものを見せてから表示させると視聴の邪魔になりにくくなります。(忖度が必要です。)
・nakaコメントで流す
固定コメントは画面の同じ場所に3秒間表示されますが、nakaコメントは表示される場所が変わっていくので、オブジェクトと被る時間が短くなります。(CAによりますが)
・立体感を出す
多少オブジェクトに被っても、視聴を妨げないような表現をする事で装飾のようになります。(画像はポプテピopで、キャラを世界の都市で囲む表現)
・いっその事被らせる
ネタシーンに最適
・静止画の動画なら貼りやすい
静止画の動画は映像よりコメントが主体になる傾向があるので、余程の事がなければ視聴の邪魔にはならないと思います。
最後に
様々な貼り方を紹介しましたが、あくまでも画面への負担を軽減する貼り方なので、上記の通りに貼ったとしても、動画が見づらくなってしまうパターンもあります。動画の雰囲気に合わせる事が求められるCAですので、試行錯誤が必要です。(オブジェクトの無いシーンに投下するのが最適ですが)
どうしても貼れない場合は組曲に貼りましょう!