コメントアートコラム その①【「縮尺」の話】

コメントアートコラム その①【「縮尺」の話】

こんにちは。
なにやら楽しそうなものが出来たみたいですね(`・ω・´)

私の場合コメントアート制作などについてはいつものブログ
書いているので、こちらでは趣向を変えて
ちょっとしたコラムのようなイメージで
表現・技術に関することなどを思いついた時思いついたまま
書いていこうかと思いますヽ( ・3・)ノ

 

 

というわけで、さっそくですがまずはこちらを御覧ください。

HTML5プレイヤーになってから、私は主に従来のsmall38行(以下38行)を超える
行数の絵系コメントアートを制作するようになりました。

画像のコメントアートは画面上から下までの行数は(ほぼ)70行。
他にも53行や100行など調整によって様々な行数で制作できます。

このような行数が多いコメントアート制作の中で、
これまでの38行クラスのコメントアートと比べて一つ大きく変わった点があります。

 

それは「画面上におけるキャラクターの表現範囲」です。

つまり画面上にキャラクターをどの部分まで表現するかということ。

 

 

比べてみましょう(・∀・)

まずflash時代の38行CAはこんな感じ。



 

対してHTML5での70行CA。


このように見ると38行CAは顔部分を中心として
いわゆるアップショットがほとんどなのに対して、
70行CAは少なくともバストショット以上、
ウエストショット中心の縮尺になっていることがわかります。

これは感覚的に行数が増えたのだから表現範囲も増えて当たり前という部分も確かにあるのですが、
それ以上に自分の中でのコメントアート制作のパターンが影響した結果なのです(`・ω・´)

 

コメントアートに限らず何かを作る際は、数をこなしていくうちに
作業の効率化のために工程がパターン化されていくと思います。
例えば歌詞は最初から作るのか、サビから作るのか。
絵系ならキャラクターのどの部分から作るのか。
それぞれみんなやりやすい方法を見つけて作るはず( ・3・)

自分の場合、「縮尺決定」もパターン化されたものの一つになっています。
ある一つの「基準」があり、それに従って縮尺を決めているのです。

先程のコメントアートもその「基準」に従って見てみると
全て共通している所があるのですがわかりますか・・・?

 

 

 

 

 

 


それは目の瞳です(`・ω・´)
目の瞳に費やしている行数が全て共通(4行)となっています。

これは絵系コメントアートにおいて目の表現が最も重要な部分であること。
その表現をするために自分にとってちょうと良い行数が4行であることが理由。
サイズが変わっても目の部分に費やす行数は変わらないため、
結果的にキャラクターの表現範囲が広くなったのです。

これが何を意味するか。
つまるところ目に費やす行数が変わっていないのだから
70行コメントアートを38行相当の行数でクリッピングすると・・・?


flash時代の38行CAのようなアップショットのサイズに収まるのです。
つまり、キャラクターの表現範囲が広がったのは
イメージとしてはキャンバスが広くなったからであり、
ブロック文字1つ分に対するコメントアートそのものの縮尺は変わっていないわけですね(`・ω・´)
38行時代と同じ基準で作ったら自然と表現範囲が広がったということ。
結局の所、70行などといった多行数CAも38行の延長線でしかないということですw

 

 

・・・こういったことに関してはコメントの技術というわけでもないので
中々語られる機会が少ない部分なのですが、
CA制作全体で考えると後の工程に影響する大事な部分だと思いますので
もっと皆さんの場合はどうなのかとか、
こだわりやパターンとかの話も聞いてみたいなあ、って(・∀・)

 

ではでは ノシ

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