はじめに
ちゃっちゃ。チビッパです。この記事では僕の点字CAの構造を紹介します。ぜひ真似したり改良したりして活用してって下さい。
本編
※以下、すべて明朝体
I.左寄せ縦2列で1コメ。21行固定
II.右の列にのみ点字がある場合、2006+2007の空白2文字を使用
○参考
2006+2007 | 点字 | |
chrom | 18.3 | 19.2 |
firefox | 19.0 | 未検証 |
iPhone | 17.1 | 16.6 |
Android | 18.1 | 未検証 |
Ⅲ.①の2列の間にちょうど②の1列が入るように重ねる。2コメで4列。
リード行の差
①と②…全角幅の3/4
Ⅳ.これを9セット。18コメ36列。84×72ドット。
リード行の差
②と③…全角幅の2+1/2
○使用上の注意
横が縦より点同士の距離が詰まるのでアス比が変わる。横が約3/4に縮む。
iPhoneでは1/4と点字の互換がないため、一部の列同士が重なり列数が減る。2006+2007も少し幅に差が出るので細かい部分がずれる可能性アリ。
iPhone表示(右下のデカイ点字はは関係ないコメです)
泥は未検証。泥ユーザーから見られるという声を頂いているので大きく崩れてはいない模様。
おまけ
点字で細かい線を描いてみたいけど上の方法は複雑すぎてワケワカンナイヨー⤴︎という人へ、単純な構造かつ互換完璧※な点字CAを紹介します。
※ここでは幅の違いによるズレの互換のみを指します。泥では右に一つだけ点がある点字が左に寄るという謎の表示のされ方をしますがそんなのシラネ
Ⅰ.縦1列。38行固定naka。改行キャンセル防止空白文字は1/2空白など点字より小さい幅の文字に。
II.nakaで前の列の0.04秒後に次の列を流す。
Ⅲ.これを38コメ。152×76ドット。
おわりに
ここまで読んでいただき有難うございます。点字CAの発想はタケノコさんのカービィの作品を拝見したことが始まりでした。
僕はCA製作者の皆さんの作品にいつも驚かされ、多大なインスピレーションを受けています。本記事もまた皆さんのCA活動の充実に貢献できることを願うばかりです。
作者の自分語り
ぶっちゃけ作業量多くてしんどい。たくさんCA作りたい人にはオススメできん手法ですわ。255通りの点字の配置とUnicode番号との対応を頭に叩き込んで直打ちなら速いかもね。ワイはやらん。
そもそも点字使おうとした理由って記号選び苦手すぎるからなんだよ。みんな記号の組み合わせでようそんな綺麗に線引けるな。そのうえ記号の一部は幅が変わったり豆腐になったり…やってられんわ!
ってことで目つけたのがドットよ。ドットなら好きな場所に点打てるもん。その第一弾が1/4。で第二弾としてこの点字。1/4は線画がテンプレート化できなかったから正直失敗。でもこの時培った互換の知識が点字に活かせたから無駄じゃなかった。そんでもって遂に点字で84×4nドットを自由に作れるようになったのよ。いやコメ表示領域的に横そんな長くはできないけど。コメ数的には縦長のCAならフルカラーに出来るくらい。目にこだわって10コメ程使いたい人にはちと厳しいかも。
これ色塗ったver.
綺麗やん?マジ自分でもビックリしたもん。眉毛?何のことでしょう(すっとぼけ)塗りは互換無視で作ったからiPhoneは主に1/4の縮みでズレますね。
泥は上ブロの伸びが影響大きそう。目を別に作れるコメ数の余裕があればもっと綺麗になるんだけどな。なんせコメ数足りなすぎて目の塗りはハイライトが服の白、濃い部分が髪の毛、薄い部分が髪の毛のハイライトの使い回しで実質0コメだから。もっと省コメ技術磨かな。
てことでみんなも時間あったら作ってみてね。
ばいばーい。( ^ω^ )ノシ