どうもIBKです。
中曽根OFF合作が終わって結構経ちますね。今回はそこで使ったCAの紹介。
とはいっても弾幕とか単色絵とか特に書くこともないのでスライドについて記述します。
スライド
nakaの文字幅の違いによって文字変化させる技法です。実際に作ったのがこれ
基本の2588、2003に加えて258C、2002も加えています。作るの大変でした。
今からスライドについて掘り下げていきますが、これを使った解説だとまず私がこのスライドの構造を把握しなければいけなくなるので以前制作した簡単なやつを使って解説していきます。
スライド (SOS→KOS)
簡単なやつとはこれ
使用文字は全角のみ、変化する文字も一文字のみでかなり優しい構造です。
どう作るかといえば
- SとKの文字を作る
- 1を分割(変化なし、右・左にn字動かす)
- 分割したそれぞれを文字幅調整
これで終わり。もう少し掘り下げます。
1.SとKの文字を作る
███ █ █ █ ███ █ █ █ ███
█ █ █ █ █ █ ██ █ █ █ █ █ █
これで完成。ここからSのそれぞれの█がKの█の位置へ移動させます。
2.1を分割
変化なし
███ █ █ █ ███ █ █ █ ███
█ █ █ █ █ █ ██ █ █ █ █ █ █
上記赤く塗りつぶした箇所は変化をさせる必要がないので変化なしの箇所になります。
左へ1字
███ █ █ █ ███ █ █ █ ███
█ █ █ █ █ █ ██ █ █ █ █ █ █
上記緑で塗りつぶした箇所が左に動かしたい箇所です。ここでポイントですが基本的に文字は左ではなく右に動かして下さい。
左に動かすには文字幅を増やさなければならないためコメント数が嵩みがちになってしまいがちです。
右に1字
███ █ █ █ ███ █ █ █ ███
█ █ █ █ █ █ ██ █ █ █ █ █ █
右に1字ずらすのを水色で表示。
右に2字
███ █ █ █ ███ █ █ █ ███
█ █ █ █ █ █ ██ █ █ █ █ █ █
上記ピンクで表示。
左に2字
███ █ █ █ ███ █ █ █ ███
█ █ █ █ █ █ ██ █ █ █ █ █ █
上記黄色で記載。
左に4字
███ █ █ █ ███ █ █ █ ███
█ █ █ █ █ █ ██ █ █ █ █ █ █
上記青色で記載。
これで分割は完了です。
3.文字幅調整
左に動かしたければ文字幅を増やし、右に動かしたければ文字幅を減らして下さい。ここら変よく覚えてないので詳しいことは割愛。確か1文字幅変化につき基本から3文字幅増減だったと思います。まぁこれは人によって違います。中曽根で使ったやつも違います。これは知らん。
まとめ
わからなかったらTwitterで聞いて下さい。恐らくまともな返事は帰ってきません。
それでは。
おまけ
今まで私はスライドと呼ばれる技法の中にただ文字を書き込むのとブロックで箱抜きするやつの2種類があると思いこんでましたが、なんか違うらしいです。CAって成り立ちとか分類とか判断する資料がほとんどなくて難しい。
箱抜きするやつはこれ↓
これがスライドと呼ばれる技法のらしいです。上で紹介したのは文字変化、またはスペリング変化というらしい。
文字変化はかつてCAS(コメントアート研究会)で主に使われていたものでスライドに関しては組曲系が発祥とのこと。昔のことは分からんとです。
ので、細かいことを言えばこの記事名は文字変化CAについてなのだがスライドも仕組みは文字変化と同じなのでスライドのままにしておきます。