はじめに
こんにちは。AN.です。
先日公開したCAの輪郭生成器のアップデートが終わったので公開します。
CAのジェダイに勝手に対抗してCAオートメーションという名前をつけました。
名前が付いたからなんだって話ですが…
主なアップデート内容
・VBAに移行したことでブックが軽くなった
・複数色を一括生成できるようになった
・過去に作った教師データにアクセスできるようにした
・新しい教師データが作りやすくなるよう配置換えした
・教師データの数を30個から42個に増やした
配布先
https://drive.google.com/drive/folders/1STRj5HfpwFhMXctEPAIFgtd5KYWIO3Wu?usp=share_link
生成物紹介
使い方はexcelブックに書いておきました。なのでここでは説明しません。
新しく良い感じの教師データも作れたので、それをここで紹介したいと思います。
生成後、Dツールにexcelからのコピペ、レイヤの順番を変更、カラコ変更しかしてません
輪郭線を32ドット風にすることで塗りの範囲を狭くし、ドット掛けを極力減らしました。
また、ハイライトを生成できるようにしました。
まだ1,2ドット程度は欠けます。
目の生成はやはり苦手なようです。
雪ミクちゃんはある程度上手く生成できました。
CAの自動作成について
自動作成は個性が無くなる!!!と危惧する人がいますが、教師データを変えると絵柄がガラッと変わります。
実際に教師データを作ってみると分かりますが、教師データが人と被ることはまず無いです。
ネット上で公開された同じ教師データを使うことで、同じ結果が出力されるかと言われれば、元絵の状態でも変わります。
元絵の微妙ななぞり方の違いで結果が変わります。(結果がドット絵だと変わりにくい)
ペイントで筆を早く動かすかどうかでも結果が変わってきます。
出力後のレイヤーの順番でも結果が変わります。
流石に元絵を配って、教師データも配って、カラコを教えて、レイヤーの順番も教えたら全く同じ結果になります。
教師データを一回は作ってみると良いのです。
個性が無いなんて言えなくなると思います。
是非一度は教師データを作ってみてください。
教師データは途中で力尽きて10個/42個しか作らなかった場合でも結果を生成できるように作ってあります。42個作る必要はありません。
AN.さんが42個欲しかったから42個に設定してあるだけです。(38個でも良かった気がする)
雪ミクの元絵生成過程
まずは元絵を152×152に縮小します。
輪郭を白でなぞりました。
二値化して白だけ抜き出します。二値化は以下のサイトでできます。99%を選択します。
https://www.resizepixel.com/ja/edit?act=rotate
ペイントで色を塗ります。
画像をエクセルのデータに変換してCAオートメーションに入れます。
教師データは「ドット」を選びます。(初期設定はドットが選択されています。)
以上で完成です。